MB13が摂取したもの

読んだもの、見たもの、食べたものなど、外から取り入れたもの全般についての感想を書いておくチラシの裏

アンナ・カレーニナ

アンナ・カレーニナ〈上〉 (岩波文庫)

アンナ・カレーニナ〈上〉 (岩波文庫)


アンナ・カレーニナ〈中〉 (岩波文庫)

アンナ・カレーニナ〈中〉 (岩波文庫)


アンナ・カレーニナ〈下〉 (岩波文庫)

アンナ・カレーニナ〈下〉 (岩波文庫)

トルストイのオッサンが書いた長編2作目。戦争と平和という一大大河小説を書き終えたトルストイは、数年後、現代*1を舞台とした小説を書くことを決意する。それがアンナ・カレーニナ。貴族社会の罠云々と、おどろおどろしい文句が並ぶが、そこまでオカタイ小説ではない。

少しずつ読み続けてきたものが、読了。僕はむしろ恋愛、結婚と信仰の話として読んだ。戦争と平和にも言えることだが扱われているテーマは多様であり、そのなかで特にどの部分に興味を惹かれるかは人それぞれであろうと思われる。いずれにしろ長編小説をゆっくり読める機会など学部時代ぐらいだと思われるので、今後もゆっくり読みたい。

*1:つまりトルストイの時代