『ふたご島からの脱出 少年は戻りたいと思った。少女は救いたいと願った。(脱出ゲームブック)』 SCRAP
リアル脱出ゲームで有名なSCRAPのゲームブック。ゲームブックなんて小学生の時以来。
iOSの「少年マーカス」の実時間連動が単に面倒なだけであまり面白くなかったので、ゲームブックならそんな面倒もなかろうと購入。
パズルの答えがそのままページ番号になる仕組み、フラグを数字で管理させることでネタバレを防ぐ仕組みなどは実によく出来ていて感心。
肝心の謎の内容はさほど難しくなく、まあストレスにならず時間を潰せただけでも良いか、という感じ。
ただ、購入してすぐある仕掛けに気づいてしまい、これが最後の謎だったら幻滅だな、と思っていたところ、わりとどうでもいい謎だったのでセーフだったという事があった。
そういう余計な心配をしなくて済むように、もう少し難しくしても良かったのではないかという気がしないでもない。実は最後の方の謎も半分は気づいていたのだが、敢えてそれを確認しなかったので、まだ助かったというところもある。
そういうわけで、もし読まれる方がいらっしゃったら、変にサグリを入れずに素直に読んだほうがパズルとして楽しめますよ、とだけ助言を。